傀(かい)は静かに座って、欲を出した男を壊していく。
高レートの裏麻雀。負ければ人生が終わる卓に、傀(かい)という男が座っています。
この作品が変わっているのは、傀が主役なのにほとんど喋らず、内面もまったく描かれないところです。物語は毎回、傀とぶつかる側の視点で進みます。欲を出した男が身の丈に合わない卓に座り、静かに崩されていく。読者が感情移入するのは、傀ではなく壊されるほうです。
麻雀のルールを知らなくても大丈夫。点棒が動くたびに誰かの人生が削れていくことは、絵で伝わります。1話ごとに相手が変わる連作形式なので、途中の巻から読んでも置いていかれません。
1998年から続く長期連載で、いまも完結していません。66巻あるうち61巻までが85〜90%OFF、1冊66円です。9月6日23:59までは1巻から3巻が無料なので、合うかどうかはそこで確かめられます。